理学療法士トレーナーのタツです。
2009年〜理学療法士(整形外科分野)、2012年〜理学療法士&パーソナルトレーナーをしています。
詳しくはこちらから👉自己紹介
はじめに
「食事制限しても痩せない」、「運動してもなかなか効果が出ない」――そんな悩みを抱えている方に注目されているのが【遺伝子検査を用いたダイエット】です。
実は、太りやすさや脂肪の燃焼効率、筋肉のつきやすさには個人差があり、それらは遺伝子に深く関係しています。
この記事では、理学療法士の視点から、科学的根拠に基づいた「遺伝子タイプ別ダイエット法」と、具体的なアクションプランを解説します。
なぜ「痩せにくい人」と「痩せやすい人」がいるのか?
人によって同じ食事や運動をしても、痩せ方に差が出る理由のひとつが「遺伝的体質」です。
これには、主に次の3つの要因が関与しています。
① 代謝の違い(基礎代謝・脂肪代謝・糖質代謝)
- 遺伝子によって基礎代謝の高さや脂肪の燃焼効率に差がある
- たとえば「β3AR遺伝子」に変異があると脂肪をためやすい体質になる傾向
② 食欲の感じ方
- 満腹ホルモン(レプチン)や食欲ホルモン(グレリン)の分泌量に個人差がある
- 遺伝的に「食欲が抑えにくい体質」の人もいる
③ 筋肉のつきやすさ
- ACTN3という筋肉関連遺伝子により、瞬発力型・持久力型に分かれる
- 運動内容の適性を見極める手がかりとなる
遺伝子検査でわかる主なダイエットタイプ
市販やクリニックで行える遺伝子検査では、主に以下の3タイプに分類されます。
遺伝子タイプ | 太りやすさの傾向 | 効果的なダイエット法 |
---|---|---|
糖質代謝リスク型 | 糖質を摂ると太りやすい | 糖質制限、低GI食品 |
脂質代謝リスク型 | 脂質をためやすい | 低脂肪・高たんぱく食、運動 |
筋肉量不足型 | 基礎代謝が低く太りやすい | 筋トレ中心の運動+高たんぱく |
※ブログの最後でオススメの遺伝子検査キットをご紹介します👇
タイプ別にみるダイエット戦略の立て方
糖質代謝リスク型の人
- 特徴:白米・パン・甘い物で太りやすい
- 対策:
- 主食は玄米・雑穀米に切り替える
- 血糖値の上昇を抑える食べ方(食物繊維→たんぱく質→炭水化物の順で食べる)
脂質代謝リスク型の人
- 特徴:揚げ物や乳製品で体脂肪がつきやすい
- 対策:
- 食事は低脂質・高たんぱくを意識
- 有酸素運動(ウォーキング、スイミングなど)を週3〜4回取り入れる
筋肉量不足型の人
- 特徴:太りやすく痩せにくい体質
- 対策:
- 筋トレ(自重スクワット、プランクなど)を中心に週2〜3回
- タンパク質を1日体重×1.2〜1.5gを目安に摂取(肉、魚、大豆など)
遺伝子だけでなく「生活習慣」も重要
遺伝子はあくまで「傾向」であり、環境要因(睡眠・ストレス・食習慣)もダイエットに大きく関与します。
■ 睡眠とホルモンの関係
睡眠不足は「食欲を高めるホルモン(グレリン)」を増加させ、過食の原因になります。
7時間以上の質の良い睡眠が推奨されます。
■ ストレスとの向き合い方
ストレスはコルチゾールというホルモンを上昇させ、脂肪をため込みやすくします。
運動や趣味でリフレッシュする習慣が重要です。
理学療法士が提案する「続けられるダイエット習慣」
- まずは自分の体質を知ること(遺伝子検査の活用)
- 運動は無理なく、楽しめる範囲からスタート(ウォーキングからでもOK)
- 筋トレと食事を組み合わせて“燃える体”をつくる
- 体重より「体脂肪率」「筋肉量」に注目する
- 週1回、記録を振り返る時間を設ける(体重・睡眠・食事の記録)
まとめ:【ダイエット】遺伝子検査キットで傾向を知ろう
- ✅ 遺伝子によって、糖質・脂質の代謝や筋肉のつきやすさに個人差がある
- ✅ 遺伝子検査により、自分に合ったダイエット法を見つけやすくなる
- ✅ 遺伝子タイプ別の「食事」と「運動」の工夫が成功のカギ
- ✅ 生活習慣(睡眠・ストレス)も遺伝子と同じくらい重要
- ✅ 理学療法士としては「継続可能な運動・姿勢・記録習慣」を重視したい
「何をしても痩せない…」と感じている方こそ、一度“遺伝子検査”を受けて自分の体質を知ることをオススメします。
そして、体質に合った方法で、無理なく・効率的にダイエットを継続していきましょう。
◎オススメの遺伝子検査キットをご紹介👇
世界初!爪でわかる「あなた」だけのダイエットプラン
テレビで話題DNA SLIM。簡単遺伝子チェックで、ムリとムダのないダイエット
また、リバウンドせず、健康的にダイエットする方法もご紹介👇