必須脂肪酸サプリ「DHA・EPA」機能性表示食品のおすすめポイント【理学療法士が解説】

必須脂肪酸サプリ「DHA・EPA」機能性表示食品のおすすめポイント【理学療法士が解説】 栄養
必須脂肪酸サプリ「DHA・EPA」機能性表示食品のおすすめポイント【理学療法士が解説】

理学療法士トレーナーのタツです。

2009年〜理学療法士(整形外科分野)、2012年〜理学療法士&パーソナルトレーナーをしています。

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はじめに

「血中中性脂肪が気になる」、「最近疲れやすくなった」、「将来のサポートが気になる」──

そんな30〜60代の方に人気なのが、DHA・EPAを配合した機能性表示食品サプリメント

心血管・炎症・認知・血流・免疫など、生活習慣に役立つエビデンスが続々。

本記事では、理学療法士として「トレーニング効果」、「回復力」、「身体ケア」を支援するためにも、安全かつ効果的に活用できるサプリメントの選び方と摂取法をご紹介します!


DHA・EPAって何?まずは基礎知識から

DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸) は、体内で作れない「必須オメガ-3脂肪酸」の一種で、特に魚油に多く含まれます。

これらは長鎖オメガ3脂肪酸とも呼ばれ、それぞれ違った健康効果が期待されています。

EPA血液をサラサラにし、中性脂肪を減らすことで動脈硬化や心疾患リスクにアプローチ。

DHAは脳・神経機能・目に働き、認知機能の維持や記憶サポートにも効果が期待されます。


DHA・EPAの科学的根拠で証明された5つの健康効果

  1. 中性脂肪の低下
    消費者庁に届出のある機能性表示食品では、EPA600mg + DHA260mg/日で「中性脂肪を下げる」と明示されています
  2. 血液サラサラ効果
    EPAが赤血球膜に取り込まれ、血液粘度低下や流動性改善が確認されています ※2
  3. 血圧・動脈硬化予防
    比較試験や米国ガイドラインでは、心臓病リスクの軽減や血圧低下に好影響が示されています ※3
  4. 炎症・関節リウマチの緩和
    長期摂取により関節リウマチなど炎症性疾患の症状改善に寄与する報告があります ※4
  5. 脳の健康サポート
    情報処理能力や記憶力、認知機能の維持にDHAが有用とのデータが存在します ※5

※2 サラサラ生活向上委員会

※3 Verywell Health Linus Pauling Institute nakano-dm.clinic

※4 厚生労働省eJIM「統合医療」情報発信サイト Health

※5 Health


理学療法士がおすすめ!「DHA EPAサプリを使って欲しい方」

  • 中性脂肪が高めの人
    血液検査で“やや高め”と言われた方には、EPA・DHAサプリがサポート役に。
  • 慢性的なこり・関節痛がある人
    血流改善とともに、関節の柔軟性維持に期待できます。
  • 運動後の回復を助けたい人
    血行促進と炎症緩和により、トレーニング後の疲労や筋肉痛軽減にも◎。
  • 認知力・記憶力の低下を気にする人
    特に40代以降、DHAのサポートが将来への備えに。

DHA・EPA オススメの機能性表示食品サプリ3選

◆ DHC「DHA (EPA 110mg/DHA 510mg)」

EPA110mg・DHA510mg/日で中性脂肪を抑える機能性表示食品

👉DHC DHAサプリ60日分

👉DHC DHAサプリ60日分×3セット

お得な6セットなどもありますが、酸化すると過酸化脂質という有害物質になるので、あまり大量に買い溜めすることはオススメしません。

◆ アサヒ「ディアナチュラゴールド EPA&DHA」

  • EPA600mg・DHA260mg/日(←1日の推奨量が摂取できる
  • 中性脂肪の低下作用が届け出済
  • 1日6粒と少量でOK

👉アサヒ「ディアナチュラゴールド EPA&DHA」

◆ オーガランド「オメガ3-DHA&EPA&α-リノレン酸サプリ」

  • DHA・EPA売り上げランキング楽天1位!
  • DHA・EPAだけでなくαリノレン酸(植物性オメガ3)も配合
  • DHA64mg、EPA96mg、アマニ油25mg、えごま油25mg配合(不足分は食事から)
  • 1000円という破格の安さ

👉オーガランド「オメガ3-DHA&EPA&α-リノレン酸サプリ」


DHA・EPAサプリメントの選び方・使い方のポイント

ポイント意味と注意
EPA・DHA含有量推奨600mg以上を目安に選ぶと効果的
機能性表示の内容「中性脂肪」「認知」「血圧」など、自分に合った機能をチェック
酸化防止技術ビタミンEやカプセル加工で品質安定
安全性水銀含有検査済やGMP認証が望ましい
飲むタイミング食後に分けて(朝&夕)摂ると吸収に◎
使用目安継続12週間~でエビデンスに基づいた効果が出やすい

オススメの選び方!


DHA・EPAの注意点とリスク

  • 最大 1日3g以上の摂取は避けるようFDAや厚労省が推奨(出血や免疫に影響の可能性あり)
  • 抗凝固薬併用中 の方は、服用前に医師相談を
  • 魚アレルギーある方 は原材料の確認を必ず
  • サプリだけで改善しようとせず、食事や運動・生活習慣の併用が前提

orthomolecular.jp オーソモレキュラー栄養医学研究所


✅ まとめ|DHA・EPAサプリは「健康習慣のパートナー」

  • 必須脂肪酸EPA・DHAは、血中脂質・血圧・炎症・認知機能への効果が科学的に裏付け
  • 理学療法士として、回復・姿勢ケア・運動効果維持に貢献
  • 選ぶならEPA・DHA含有量と機能性表示内容を確認。好みに応じて粒数と価格も考慮
  • 12週間以上継続し、食事・運動・水分もバランス良くサポート

▶ 今すぐできるアクション!

  • ✅ EPA+DHA600mg以上配合の製品を選ぶ
  • ✅ 食後に1粒ずつ(朝・夕)摂取し、12週間継続
  • ✅ 定期健診の数値を記録し、変化をチェックしよう

もう一度、オススメの選び方👇

DHAやEPAは脂質の1つですが、脂質にはDHAやEPAのように身体に良い脂質もあれば、反対に身体に悪い脂質もあります。

正しい知識を身に付けて、上手く脂質を摂取しましょう。

脂質とは?健康に良い脂質と悪い脂質、オススメの食事メニュー【理学療法士が徹底解説】

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